商品について

Q商品のサイズはどのように測っていますか
A衣類はすべて平台に平置きし、外寸を測定しております。商品やデザインによっては若干の誤差が生じますので、あらかじめご了承ください。
Q注文から納品までどれくらい時間がかかりますか?
Aご注文確定後、2~3営業日以内に発送いたします。

配送について

Q配送業者はどこですか
A現在、郵便局のレターパックとヤマト運輸でのお取扱いとなります。ご注文の個数によって送料が異なる場合がございますので、ご注意ください。
Qお届け地域について教えてください。
A日本全国へお届けいたします。現在、海外への発送は対応しておりません。

返品・交換について

Q商品を返品したい
A商品が不良品の場合、または誤配送の場合のみ、返品をお受けいたします。お客様都合での商品の返品は承れません。あらかじめご了承ください。
Q商品を交換したい
A商品に不備があった場合のみご対応させていただきます。誠に申し訳ございませんが、お客様のご都合による交換は出来かねます。あらかじめご了承ください。

2018/06/09 23:15


今回リリースした「LLCマグカップ」は、岐阜県多治見市にある美濃焼の窯元に発注して作りました。この少しふっくらしたデザインは、通称「センパク・マグ」と呼ばれています。



日本で生産される陶磁器の50%以上のシェアを持つ美濃焼ですが、高度経済成長期の1970年代には、日本国内向けの製品だけでなく、海外への輸出のための陶磁器もたくさん製造していました。


当時の美濃焼の工房は小さな窯元が多く、多品種を大量生産するのではなく、限られた製品を職人たちがひとつひとつ、手仕事によって作っていました。




その小さな窯元のなかで「アメリカ海軍が戦艦で使用する食器だけ」を専門に作る窯元が、岐阜県の多治見市にありました。


アメリカ軍からの大量のオーダーをこなすため、いくつもの小さな窯元が力を合わせ、ひとつひとつ作っていたそうです。いつしかアメリカ海軍で使われるそのマグカップは「センパク・マグ」と呼ばれるようになりました


多治見の職人たちによって手仕事で作られた大量の「センパク・マグ」は、名古屋港から船でアメリカ本国に輸出され、アメリカ海軍の戦艦で使われていたそうです。




1970年代、横須賀・米軍基地周辺の、いわゆる「どぶ板通り」にあるカフェで、この「センパク・マグ」が使わてれいたこともあったようです。基地内のハウスから流出したモノなのか? どのような経路でどぶ板のカフェに出回ったのか、今となってはわからないのですが。。。




1970年代の多治見は、この「センパク・マグ」で儲けた窯元が「マグ御殿」と呼ばれる大きな家を建てるほどの好景気に沸いていました。しかし1980年代以降、安価な中国産の製品が出回るようになるにつれ、海外への輸出は徐々に減っていき……、米軍からの「センパク・マグ」の注文はなくなってしまったそうです。




米軍からのオーダーはなくなりましたが、この「センパク・マグ」のデザインは、多治見の窯元に残りました。船舶(船内)で使用するため、割れにくいようにふっくらとした厚みのあるデザイン。真っ白ではなく、ほんの少しだけ青みを帯びた磁器の色が特徴です。




このように、70年代のアメリカと日本にまつわる歴史を感じ、どこかノスタルジックで海の匂いのする「センパク・マグ」。逗子surfersにも通じるそのフィーリングを形にしたのが、この「LLCマグカップ」なのです。


(surfers 高橋秀幸 / 2018.6.9)